はじめて教会に来られる方に
 お祈りするんですか?

 祈りは神様に思いを伝えることです。神様への賛美、感謝、願いなど自由に祈ることができます。

教会の祈りは、特別な型やきまりがあるわけではありません。一般的には、祈りの最後に「主の御名(みな)によってお祈りします」と祈ったあと、声をそろえて「アーメン」と唱えます。

「アーメン」とは「そのとおりです」「神さまの真実に信頼します」という意味で、キリスト教会では世界共通のことばです。

礼拝のときには普通、代表者が祈りますが、普段の生活では、個人でも自由なしかたで祈ることが出来ます。あるいは、自分では祈ることが難しいとき、誰かに祈ってもらうこともできます。

何をどう祈ったらよいかを学ぶ良いお手本の祈りとして「主の祈り」があります。これは「主イエス・キリストが教えてくださった祈り」として、教会が現在まで大事に受け継いできた祈りの言葉です。


 主の祈り 

天にまします我らの父よ、
ねがわくはみ名(な)をあがめさせたまえ。
み国を来らせたまえ。
みこころの天になるごとく
地にもなさせたまえ。
我らの日用(にちよう)の糧(かて)を 今日も与えたまえ。
我らに罪をおかす者を
我らがゆるすごとく、
我らの罪をもゆるしたまえ。
我らをこころみにあわせず、
悪より救い出(いだ)したまえ。
国とちからと栄えとは限りなく
なんじのものなればなり。
アーメン
 

 現在、多様な訳があり、様々なスタイルで祈られています。
向島キリスト教会の礼拝では、讃美の歌として歌っています。